第3章 営業・マーケティングのやり方(新規開拓・実行編)

営業・マーケティングチームのブログの書き方とは?~その1~

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コンテンツづくりで最も量が必要でありベースになるものがブログです。しかし、ブログの基本を理解せず、やみくもにたくさんのブログを書いても成果は出ません。それは一生懸命に走っても、うまくパワーが伝わらず、マラソンのタイムが上がらないのと同じです。インバウンドマーケティングのコンテンツの基礎、ブログ作成について、効果的な書き方について説明します。

ブログ作成の土台になるキーワード選定と狙い方

 いよいよコンテンツ作成のやり方を具体的に記載していきたい。この第3章(新規開拓・実行編)は超実践的な内容が続くのでぜひ習得してほしい。なぜなら営業・マーケティングのやり方の心臓部・インバウンドマーケティングの最も重要な要素を占める部分だからだ。

 もう一度、おさらいだが、第二章で設計されたキーワードは「経費精算 〇〇」とした。ブログはキーワード検索ボリューム多い順に作成していく。キーワード別のボリューム調査は、MAベンダーや製品ページを作成してくれるWeb制作会社が調べてくれるし、無償で調べるならGoogle広告やフリーで調べられるサイトも出ている。お金がなければ検索エンジンに直接キーワードを打ち込めば、検索したURLの数が左上に表示されるので参考にしてほしい。とにかく狙いたいキーワードは、キーワード検索数のボリュームの多いものから抑えていくべきだ。

ブログの書き方➀ チームでキーワード別にブログ執筆スケジュール表を作る

 最初にブログ作成の基本で伝えたいことがある。インバウンドマーケティング向けの1つのブログは基本的に1人で書く。しかしブログは1人の担当者だけで1年間実践することはできない。チームで書かなければ、自然検索で上位に持っていけるべき量ではないからだ。

 チームで量を書くために、まずはブログ執筆スケジュール表をキーワード別に作ろう。インバウンドマーケティング開始時にはある程度、一気にブログの量が必要なのだが、基本的には週イチペースを基本にしよう。10名チームなら、1名は2ケ月に1本を書くペースだ。15名チームなら、1名は3ケ月に1本を書くペースという感じで、週1回のブログ作成ができるスケジュールを決めてほしい。外注が入る場合もあるし、慣れてくればキーワード別にペースを週2本に増やし、計画していけばいい。しかし1年間先までブログ執筆スケジュールを決めるのは長すぎる。それは狙うキーワードが変わり、製品・サービスの営業・マーケティング戦略が変わる場合もあるからだ。3ケ月ペースでキーワードの「お題」を決めておくのがよいだろう。

 また社員が書く場合はそれぞれの企画準備期間が必要だ。仕事をやりながら作成するわけだから、スケジュールとキーワードが早めに決まっていれば「次はこんな感じに書こう」と、現場でアイデアも浮かんでくる。書いてくれるメンバーのためにスケジュールを計画しよう。

 そしてもうひとつ大事なことは、ブログは検索エンジンのアルゴリズムに対応するための「更新性」を高めるためであることも忘れてはならない。ブログを投入すると、更新されているページへ検索エンジンのクローラーが見にくるのだ。ブログは続けることが更新性につながる。週1本のブログ作成ペースは、最低更新数として計画してほしい。

ブログの書き方② ブログを書いたことがなくても、体験があれば書ける

 私が営業・マーケティング支援に入るときにいつも顧客に言われることがある。それは「うちのメンバーは一度もブログを書いたことがないのですが、書けるでしょうか?」ということだ。文章を世の中に出すということは、ビジネスマナーやある程度のライティング技術は必要とされる。そういった社会人としての最低限のスキルさえあればブログは書ける。私はブログ未経験者でも、「体験があればブログは書ける」と伝えている。経費精算クラウドの営業や技術、事務職に携わっているのであれば、それぞれの立場で、日々、「経費精算」の体験をしている。その体験を持っていることが、重要なのだ。

 「体験があれば、書けます。ブログの書き方は私が教えます」といつも顧客にそう伝えている。書き方とは「読み手に読んでもらうこと」と「Googleに読んでもらうこと」である。

※これらの細かなテクニックは、弊社のビジネス上すべて記載することはできないので、最低限の記載とさせていただきたいです。理由は、本来有償で行っている「ブログの書き方研修」の一部を公開しているからです。ラーメン屋で言うとここが弊社の「人気スープのレシピ」なのです^^しかし、それでもアウトプットファーストの精神で、ブログの書き方のポイントをどんどんお伝えしていきます!

ブログの書き方③ タイトルと序章で決まる

 チームで書くためにブログ執筆スケジュール表を作成したが、次はチームで書き方を標準化していく。ブログの内容はそれぞれのメンバーが書きたい内容でOKだが、検索エンジンのアルゴリズムに対応できていないバラバラな書き方ではダメだ。それではブログの目的が達成できない。ブログ作成の目的とは検索上位にいくことだ。そのための書き方をメンバーに教え、共通ルールを作らなければならない。これがブログ作成の標準化で一番重要なポイントなので忘れないでほしい。

 選定された狙うキーワードの検索数の多い順にブログを作成していくが、まずやるべき作業としてタイトルと序章を決める。ほぼタイトルと序章で読み手は読むかどうか決めると言ってもいい。タイトルとは選定した狙うキーワードが必ず入っているブログのキャッチであり、序章とはブログはこんな人が読むと有益ですよ、そんなあなたに書いていますよ、という最初の説明文のようなものだ。このタイトルと序章にはこだわってほしい。

 例えば先述した「経費精算 〇〇」がキーワードで、ブログ担当者は「経費精算 やり方」のキーワードを選定したとしよう。読み手のペルソナは、マーケティングステージでは自社の製品・サービスを知らない「未認知の人」か「サブスクライバー直前」の状態である。どんな顧客に対して書くのか?顧客の購買プロセスは、認知・気づきの前の段階、「非認知」であることを忘れないでほしい。経理部主任が「経理部の残業が減らないのは経費精算のやり方がまずいからでは・・?」と疑問を持ち始めた時を狙うブログだ。

 例えばこのブログタイトルを「経費精算のやり方を組織で効率化できた5つのポイントとは?」としてはどうだろう?「そんな5つの組織で取り組めるやり方があるのか」と感じるかもしれない。しかしまだ「読んで参考にしてみたい」と思わないはずだ。そこで序章が読むかどうかのクロージングをしてくれる。

 ★序章
「組織の経費精算のやり方は、年々複雑になってきています。交通系ICによる交通費、営業拠点削減による出張費の増加、マーケティング強化による広告宣伝の経費増加など経費精算は増える一方です。しかし社員によるミスは減らず、経理部のチェックは増加の一方で社員へのやり直し指示にも時間が取られ、月末の経理部の残業は減りません。このような経理部は少なくないはずです。しかし経費精算を劇的に効率化し、生産性を上げるやり方があります。ではどのように効率化しているか、5つのポイントに分けてご紹介しましょう」

と、長すぎず短すぎずこのような序章、つまりイントロがあれば、非認知の顧客も読みたくならないだろうか?このように序章が読むかどうかのあと一押しをしてくれるので、長くなり過ぎないようにブログの解説文として入れて欲しい。  もう1つのテクニックとして狙うキーワードが「経費精算 〇〇」であればメインキーワードの「経費精算」と「〇〇」は、タイトルの前方にきた方がいいと言われている。これは読み手の心理としても、検索エンジンのアルゴリズム的にも前にあった方が良い。つまりこのケーススタディでは「◎ 経費精算のやり方を組織で効率化できた5つのポイント」は良いが、「× 組織で効率化できた経費精算の5つのやり方」はキーワードが後方にきているのでよくないタイトルである。

営業・マーケティングチームのブログの書き方とは?~その1~ まとめ

 ブログの書き方のポイントはここまでが前半だ。総括するとキーワード選定と狙い方、ブログ作成が未経験でも体験があれば書ける、タイトルと序章で顧客は「読んでみようかな」と決まる。では後半はブログ全体の構成や細かなテクニックについても、できる限りお伝えしていきたい。

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