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マーケティングオートメーション徹底比較6選 ホントに使えるおすすめMAツールをご紹介 3分ではわかりません(笑)

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マーケティングオートメーション(Marketing Automation MAツール)は日本に上陸して約10年が経ちました。これまでに多くMAツールとMAツールベンダーが会社や企業に導入し、マーケティングを強化してきました。そこでホントに使えるおすすめのマーケティングオートメーション6製品を徹底比較し、特長を解説していきたいと思います。3分ではわかりません・・??の答えも合わせてご紹介いたします^^

マーケティングオートメーション(MA)をホントに使いこなすための大きな違いと、種類とは?

マーケティングオートメーション(Marketing Automation 以下、MAツール)とは、購買意欲の高まったユーザーとのつながりや関係構築を強化できるツールです。2010年ごろに日本のBtoB市場で導入され、シェアを伸ばしてきました。MAツールの主な機能には、フォーム入力設計が柔軟に構築でき、最適なシナリオをベースにしたメール動配信やリード管理・ステージ管理機能がダッシュボードで実現できます。ウェブサイトに訪れるユーザーに対して、閲覧履歴の行動を把握できることもメインの機能です。

しかしMAツールを使いこなすために、事前に知っておかなければならない大きな違いがあります。それは世の中にMAツールと呼ばれているものは2種類あるということです。この大きな違いを理解せず、MAツールを比較して導入していくのは危険です。まず1つ目の種類には先述したMAツールの主な機能を搭載しているタイプのものです。しかしこの種類は「新規リード獲得ができた後に活用するMAツール」です。新規リード獲得ができた後は威力を発揮しますが、新規リードを集客し、獲得する機能はありません。そしてホームページや製品・サービスページなどのウェブサイトは、これら1つ目のMAツールとは別で動きます。

2つ目の種類は先述したMAツールの主な機能に加え、「新規リード集客のための機能」を持っているタイプのものです。新規リード集客のためにWeb制作機能とCMS機能(コンテンツマネジメントシステム)を持ち、ホームページや製品・サービスページなどのウェブサイトと密連携して動くMAツールなのです。「ウェブサイトはWeb制作会社がつくる」「MAツール導入はウェブサイトと連携させベンダーが導入」の一般的なMAツールの役割を、同時に実現してくれるのです。つまり、ブログ機能やダウンロード資料機能、CTA機能(コール・トゥアクション)などのインバウンドマーケティング機能を標準で持っているため、新規リードの獲得に大きく寄与してくれるMAツールと言えます。

ここでまとめてみると「リードを獲得した後に力を発揮するMAツール」と「新規リードの集客・獲得から力を発揮するMAツール」の2種類にわかれます。後者は世の中に1製品しか存在しません。それがHubspot(ハブスポット)です。

それではまずHubspot(ハブスポット)からご紹介し、マーケティングオートメーション6製品を徹底比較し、ホントに使えるおすすめのMAツールを解説していきます。最近「3分でわかるブログ」が増えていますが、このブログは3分ではわかりません(笑) そもそもMAツールは機能も活用も深いのです^^

MAツール・Web・CMS機能 徹底比較おすすめ① Hubspot(ハブスポット)

Hubspot(ハブスポット)はMAの中でも「新規リード獲得に貢献してくれるMA」と言えます。トラッキングやメールナーチャリング機能だけでなく、Web制作機能やCMS機能を持っているので、ホームページやウェブサイトをHubspot(ハブスポット)上に実装できることが強みです。つまり製品・サービスページとMAがシームレスに連動して、新規リード獲得のためのインバウンドマーケティングを実践してくれるのです。具体的な機能にはコンタクト管理やCMS、ブログ、フォーム作成、ランディングページ作成、メール配信機能、リード管理は当然持っています。そしてSEO機能、ソーシャルメディア機能、CRM連携、A/Bテスト、スコアリング機能などの統合マーケティングプラットフォームの強みを活かし、インバウンドマーケティングを実践していけるクラウド型サービスとして提供されています。

参照元URL https://www.leadplus.net/hubspot/function

MAツール徹底比較おすすめ② Salesforce Pardot(セールスフォース パードット)

Salesforce Pardot(セールスフォース パードット)は、Webサイトトラッキング、マーケティングキャンペーン作成や追跡、見込み客のスコアリング管理や分析、カスタマージャーニー作成に利用できるMAツールです。SFAツールとして高いシェアを誇るSalesCloudとの連携ができる点は強みであり、パードットユーザーは年々、増えてきています。もうひとつのMAツールとしてMarketing Cloud(マーケティングクラウド)があります。主な違いはPardotがB2B向けのMAツールであるのに対し、Marketing CloudはB2CのMAツールとして設計されています。今、一番勢いのあるMAツールがパードットではないでしょうか。価格は普及モデルのGrowthが月額15万円(税別)からとなっています。

参照元URL  https://www.salesforce.com/jp/products/pardot/overview/

MAツール徹底比較おすすめ③ Marketo Engage(マルケト エンゲージ)

長い間、独立系MAベンダーとして実績を誇ってきたマルケトは、2018年11月1日にAdobe(アドビ)に買収され、Marketo Engageはアドビ製品の一員に加わりました。Marketo Engageは、B2BとB2C向けの双方にバランスよい導入実績を持っていることが特長です。顧客とのエンゲージメントに基づいたマーケティングを実現するために設計された製品なのです。700以上のパートナーソリューションと組み合わせ、連携させることで、顧客とのエンゲージメントを高められます。また多くのマーケターが集うMarketo User Groupコミュニティ(マルケトユーザーグループ)で、たくさんのB2B・B2Cマーケターが情報交換でき、マーケティングについて学べるのはメリットと言えます。価格はSelectからラインナップされており、データベースのサイズにより価格が変動します。価格体系とパッケージ構成は、お問い合わせから回答をするスタイルとなっています。

参照元URL  https://jp.marketo.com/company/#company2

MAツール徹底比較おすすめ④ PIPED BITS SPIRAL(パイプドビッツ スパイラル)

PIPED BITS SPIRAL(パイプドビッツ スパイラル)は、柔軟なデータベースを中心としたプラットフォーム型のMAツールです。蓄積した情報を活用するための、あらゆる機能が備わっていることが特長です。データベース(DB)、Web、メール、LINE機能、多くのAPI機能、アクセス権限機能を備えたWebアプリケーション構築プラットフォームなのです。価格はレコード件数がベースになり、月額5万円(税別)からとなっており、初期費用は10万円(税別)となっています。

参照元URL https://www.pi-pe.co.jp/spiral-series/spiral-suite/function/

MAツール徹底比較おすすめ⑤ SATORI(サトリ)

SATORI(サトリ)は、見込み客を増やすMAツールとして展開されており、最近のテレビCM:上戸彩さんの「なんかやったなー」で、一気に有名な製品となりました。前述したMAツールとして基本機能は当然備えていますが、SATORIにはコンバージョン(CV)前の匿名ユーザーに対し、CVをうながすデスクトップ通知(パソコンの左下でポップアップする通知)機能があることが特長です。またウェブサイトを30秒見て、50%スクロールしたコンタクトユーザーに対しメール通知をしたり、営業に閲覧情報を渡したりできる細かなトラッキング機能を持っています。価格は従量課金が発生する場合がありますが、月額14.8万円(税別)からとなっており、初期費用は30万円(税別)となっています。

参照元URL  https://satori.marketing/

MAツール徹底比較おすすめ⑥ SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン マーケティングプラットフォーム:SMP)

SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン マーケティングプラットフォーム:SMP)はセミナーやイベント管理に強いことが特長のMAツールです。最適なコンテンツに誘導することでリード獲得ができ、自発的に情報収集している顧客のWebアクセスをキャッチし、営業が最適なタイミングでフォローできることできます。よって商談が増え、買う気が引きあがるマーケティングを実践できるのです。基本機能は充実しており、専用ドメイン設定、メール配信、ステップメール、トリガーメール、SFA/CRM連携、マーケティングダッシュボード、キャンペーンランディングページ、キャンペーンフォーム、リードトラッキング、リードスコアリング、リードデータ自動マージ、リードデータクレンジング、会員マイページ、名刺デジタル化、営業通知メール、営業リスト出力、キャンペーン一覧ページ、活動履歴、アンケート、リアルタイム来場認証、決済連携、API利用、多言語設定、Tableau(タブロー)連携機能と、とにかくたくさんの機能があります。価格は利用シーンや規模に合わせたプランをご用意しており、お問い合わせから回答をするスタイルとなっています。

参照元URL  https://www.shanon.co.jp/

まとめ

MAツールの徹底比較に3分以上、おつきあいいただきありがとうございました(笑)。いかがでしたでしょうか?マーケティングオートメーションでホントに使える、みなさまにおすすめMAツールは見つかりましたか?

MAツールはこれからの顧客の購買活動に対して、絶対に必要なツールです。その理由は顧客がインターネットを中心に情報収集する時代には、ウェブサイトに訪れる顧客の活動を把握しなければならないからです。Googleアナリティクス(GA)やSearch ConsoleでWeb行動はある程度、把握できます。しかし「コンタクト別=人別」の行動は両ツールではわかりません。コンバージョンした顧客に対し、アプローチを実行ししていく大前提は「コンタクト別」なのです。

コンタクト別に行動履歴を把握し、ナーチャリングメールを打っていくWebマーケティングを実践し、新規リード獲得を増やすことができるMAツールをぜひ導入し、活用してください。良いMAツールと良い導入ベンダーに出会い、営業・マーケティングチームを笑顔にできることを祈っております!ちなみに弊社:ラシックマーケティング株式会社の顧客は、上記MAツールすべてを導入しています。つまりどんなMAツールがベースでも、弊社は営業・マーケティング支援をご提供できます^^

本記事は2021年8月16日の情報を基に作成しています。MAツールに関する詳しいお問い合わせは、各MAツールベンダーのサイトからお問い合わせください。

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