Cookie(クッキー)

【解決方法を提示】Cookie(クッキー)がなくなる日のマーケティングとは?自社でリードを取る時代のインバウンドマーケティング Vol.7

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Cookie(クッキー)がもうすぐなくなります。ファーストパーティCookieは残り、サードパーティCookieがなくなっていきますが、マーケティング手法にどのような影響があるのでしょう?Cookieがなくなる日は、「自社で新規リード獲得していかなければならない時代」に入るスタートの日でもあります。そのヒントは「インバウンドマーケティング」にあるようです。追跡型広告の時代が終焉する、その後のマーケティングの方法について解説いたします。

Cookie(クッキー)が廃止?終了とは? まず基本を学びましょう

Cookieとは、Webサイトを見たときにみなさんのパソコンやスマホにデータを保存し、特定するため技術です(以下、ユーザー)。Cookieでは個人情報は特定されませんので、そこはご安心ください。そして2種類のCookieがあることを理解しましょう。

1stパーティクッキー(以下、ファーストパーティCookie)→単一のWebサイトでしか使えない
3stパーティクッキー(以下、サードパーティCookie)→複数のWebサイトで使える

単一のWebサイトでしか使えないファーストパーティCookieとは、Googleで検索している時をイメージしてください。Googleアカウントでログイン、ユーザーが利用すると、ログイン情報を保持してくれたり、以前見た検索記事を教えてくれたりします。単一のWebサイトでしか使えないため、Googleでしか使えません。

一方、サードパーティCookieは、ユーザーを特定した情報が複数のWebサイトをまたがって使用ができるため、ユーザーがWebサイトを見た閲覧履歴を利用し、追跡型広告でトラッキングされます。みなさんも「なぜ私に・・??」という追跡型広告が何度も表示されることはありませんか? あれが、サードパーティCookieを利用した追跡型広告です(笑)。サードパーティCookieの問題の根源が追跡型広告であり、プライバシー保護の観点から、サードパーティCookieが廃止・終了に向かっているのです。

Cookieが廃止・終了する、というのはサードパーティCookieがこの世から突然消えるのではなく、ブラウザでサードパーティCookieが使えなくなるのです。背景にはGoogle社がChrome(クローム)ブラウザのサードパーティCookieのサポートを2022年から終了すると発表したことが大きいでしょう。アップル社のiphoneは、iosアプリのサードパーティCookie追跡許可を個人設定で判断できる機能追加をしました。つまりブラウザやOSで使えなくなるということは、サードパーティCookieは確実になくなっていくのです(ファーストパーティCookieのサポートは継続すると発表されています)。もっと詳しく知りたい方は、「Cookie(クッキー)がなくなる日のマーケティングとは?廃止される理由とCookieの基本を解説 Vol.1」を、後ほどご覧ください。

サードパーティCookieの問題は様々なマーケティングに影響を与えています。本ブログでも「Cookie(クッキー)がなくなる日のマーケティングとは?」シリーズでVol.2からVol.7まで解説してきました。

【Cookieが関係してくる主なマーケティング手法】
Vol.2 DSP広告(ターゲティング広告)
Vol.3 Googleリスティング広告
Vol.4 Facebook広告、Instagram広告
Vol.5 リターゲティング広告(リタゲ広告)
Vol.6 MA(マーケティング・オートメーション)
Vol.7 インバウンドマーケティング → 本ブログ

サードパーティCookie に頼るDSP広告や、リターゲティング広告・リマーケティングは今後、大きな対応が必要です。生き残りをかけた対応が必要でしょう。Googleリスティング広告やFacebook広告・Instagram広告はファーストパーティCookieを利用しているので影響は少ないとはいえ、ユーザーはサードパーティCookieを使う利用シーンもあるため無関係とは言えません。詳しく知りたい方は、「Cookie(クッキー)がなくなる日のマーケティングとは?Vol.2~Vol.5」を、後ほどご覧ください。

ではCookie規制・問題と関係ない、マーケティングやプロモーション手法はないのでしょうか?あります!それがひとつだけ、あるのです。

Cookieを使わず、「一度、Webサイトに訪れたユーザー」にする方法とは?

Googleリスティング広告、Facebook広告、Instagram広告はファーストパーティCookieを中心に使います。簡単にいうと「自分達で集めたCookie情報を、自分達のWebサイト(デジタルプラットフォーム)で使う」ということです。とてもフェアな使い方だと私は思うのですが、GAFAの存在は巨大IT寡占問題として、データ定義の透明性や公開を求められてきているのです。

サードパーティCookieを使うマーケティング手法の共通するやり方は「一度、訪れたユーザーに対して、アプローチする」ということです。リタゲ広告は様々なマーケティング手法に登場しますが「一度、訪れる」という機会がないと実現できません。

「一度、自社Webサイトに訪れる」ことを支援してくれるマーケティング手法のひとつが広告です。広告は自社の製品・サービスを知ってもらう手法としては、なくてはならないプロモーション(施策)です。Googleリスティング広告、Facebook広告、Instagram広告はまさに「一度、自社Webサイトに訪れる」ことを支援してくれます。DSP広告も新規Web広告がありますが、広告効率を上げようとすると、DSP広告にサードパーティCookieを使うケースは多いはずです。

しかし「一度、自社Webサイトに訪れる」ことに広告を使わないとすると、他にはどんなマーケティング手法があるのでしょう?やはり一番の理想的な方法は、ユーザーに問題があってキーワード入力をして、Google の自然検索で自社の製品・サービスが上位表示されたら、「一度、自社Webサイトに訪れる」はずです。「それって、SEO対策というやつで、Webマーケティングの深い知識が必要で、難しいんでしょ?」という声が聞こえてきそうです。

実はこのマーケティング手法は、Webマーケティングの深い知識は不要で、営業・マーケティングメンバーで実現できるのです。ユーザーに問題があって、キーワード入力をして、Google の自然検索で上位表示されたら、「一度、自社Webサイトに訪れる」、この流れを実現できる方法がインバウンドマーケティングなのです。

Cookieがなくなる日のマーケティングとは?自社でリード取っていくインバウンドマーケティングの時代へ

インバウンドマーケティングは、ファーストパーティCookieもサードパーティCookieも使用せず、新規リードを獲得できます。Cookieとは全く無縁のマーケティング手法ですので、Cookieがなくなっても影響はありません。どのような手法なのでしょうか?

一言で説明すると、「Googleの検索上位に表示され、ユーザーから自社の製品・サービスを見つけてもらう」マーケティング手法です。インバウンドマーケティングの成果としては、資料ダウンロードを通じ新規リードが獲得できたり、製品・サービスについての問合せが増えます。

みなさんの会社の製品・サービスの特徴と、顧客が現場で起きている問題点や課題解決案を、「キーワード」として設計し、そのキーワード別にブログを書きます。みなさんが狙いたいキーワードが100個あれば、100個のブログを書いてもらいます。このWebサイトには現在80個のブログがありますが、それぞれのブログが80個のキーワードで設計されているということです。

そうしてユーザーに、「一度、自社Webサイトに訪れて」もらいます。しかしブログを読むだけなら自社Webサイトに訪れただけです。これからはサードパーティCookieでユーザーを特定し、追跡することはできません。そこで、ユーザーがキーワード入力した問題点に対して、学べることができて、課題解決してくれるダウンロード資料をオファーします。そこで、ユーザーはフォーム入力し、資料をダウンロードしてもらえれば、新規リードが獲得できます。ここまでがインバウンドマーケティングの第1ゴールです。このようにして自社で新規リードを獲得していくのです。

MA(マーケティング・オートメーション)の種類のひとつにHubSpot(ハブスポット)があります。HubSpotはMAの中でも「新規リードに貢献してくれるMA」であると前ブログで解説しました。HubSpotはトラッキングやナーチャリング機能だけでなく、Web制作機能やCMSを持っているので、WebサイトをHubSpot上に実装できます。WebサイトとMAが密に連動するので、HubSpotは新規リード獲得するためのインバウンドマーケティングにむいているのです。そしてファーストパーティCookieを健全に使用して、ユーザーをトラッキングし、情報を共有することで、インサイドセールスや営業部門を支援します。

HubSpotを使わなくとも、WORDPRESS(ワードプレス)で、インバウンドマーケティング向けのWebサイトを構築することもできます。違いはMA機能がないことぐらいで、インバウンドマーケティングに必要なブログ機能、資料ダウンロード機能、CTA機能(コール・トゥ・アクション)はWORDPRESSで実装できます。(現在のこのサイトがそうです^^)

Cookieがなくなる日は、単なるマーケティング手法を見直すきっかけであって、私は、自社で新規リード獲得していかなければならない時代に入る予感がします。そしてその解決方法の一番手が「インバウンドマーケティング」だと、私は自信を持って、みなさんに提示いたします。こうして追跡型広告の時代は終焉するのです。

【Cookieが関係してくる主なマーケティング手法】
Vol.2 DSP広告(ターゲティング広告)
Vol.3 Googleリスティング広告
Vol.4 Facebook広告、Instagram広告
Vol.5 リターゲティング広告(リタゲ広告)
Vol.6 MA(マーケティング・オートメーション)
Vol.7 インバウンドマーケティング

Cookieがなくなっても、新規リードが獲得できる手法:インバウンドマーケティングを、みなさんぜひ実践していきましょう!

※本記事のCookieとは、サードパーティCookieを指します。詳しくは本ブログ「Cookie(クッキー)がなくなる日のマーケティングとは?Vol.1 なぜ廃止されるのか、Cookieの基本とポイントを解説」をご覧ください。

※Webサイトにより「より良いサービス提供のためにクッキーを利用しています。同意をお願いします・・」と事前にユーザーの同意を得て、Cookie(クッキー)を利用している企業があります。本記事では「事前同意型利用」「同意なし型利用」「Cookieを利用していない」Webサイトは大別せず、一般論としてCookie利用の今後について解説していますので、ご了承ください。

※本記事は2021年5月7日の情報を基に作成しています。Cookie(クッキー)に関する詳しいお問い合わせは、各サービスベンダーのサイトからお問い合わせいただき、確認ください。

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