営業教育

営業研修でスキルアップしよう!言語化されたノウハウを学ぶ

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営業力強化のために営業研修を検討している企業が増えています。しかし、「営業は勉強しない職種」と言われており、営業組織も「営業を教育しない組織」と言われています。なぜ、営業は学ぼうとしない傾向があるのでしょうか? そこで営業が研修をする理由やメリット、営業研修費用の安さのポイントを解説していきます。営業研修おすすめのプログラムやクロージング研修や、スキルアップできるノウハウの詰まった営業研修をご紹介いたします。

なぜ営業力強化のために営業は勉強しないの?チームは教育しないの?

先日、ある出版社に言われました。「営業は勉強しないので、うちは営業の本は出版しない方針なんです。マーケティング担当者はよく勉強するので、マーケの本は出しますよ」

たしかに私も現役営業時代には、あまり積極的に勉強をしなかったように思います。「案件に提案することが実践勉強だ!」と思っていた時期もありました。実際に営業経験と提案スキルは身につくものの、提案作業と新規活動の毎日で、事務処理もヤマのようにあるため勉強するヒマもありませんでした。

つまり、営業は企業の仕事の中でも最も忙しいため、勉強する時間がないと言えます。しかし、どんな仕事でも忙しさは同じであり、忙しさを言い訳にはできません。やはり、営業は勉強をしない性質はあるのかもしれません。

更にこのような企業の営業部長がいることには、意外に驚きました。「技術系の開発チームは最新テクノロジーやプロジェクト管理の研修をよくやっているのですが、実はうちの会社の営業には研修をやったことがないのです・・・」。ではどのように組織で学んでいるかというと、営業現場が忙しいこともあり、営業の勉強は個人に任せていると言うのです。

営業チームの責任者は「営業の勉強は個人に任せている」、営業個人は「忙しくて勉強するヒマがない」これでは「営業個人も営業チームも勉強をしない職種だ」と言われても仕方がないですよね。

しかし、現在の営業は勉強してスキルアップを目指さなければならない理由があります。それは、なぜでしょうか?

営業が学び、研修をする理由とメリット

営業が学び、研修をする理由には3つのポイントが挙げられます。

  • 顧客の変化に対応する。そして、進化する顧客の期待に応えるため
  • 自社の製品・サービスを魅力的に伝えるため
  • 競合他社よりも競争優位に立つため

この3つのポイントを文章にすると、顧客の要望に応え、製品・サービスを提案し、課題解決する難易度が上がっているからです。また、競合他社の提案力もレベルアップしているからと言えるのではないでしょうか? つまり、顧客は情報収集力をつけ、製品・サービスの機能も向上し、敵も手強くなっているということです。

このような状況に対し、「案件が勉強させてくれる」「忙しくて勉強できない」と言っている営業は顧客に選ばれないと言えるでしょう。営業は顧客に対し、製品・サービスを魅力的に見せて、課題解決を提案することが仕事です。つまり、営業は工夫した演出をすることが大切な作業なのです。

営業が工夫して演出する作業とは、顧客の声を聴き、提案までのシナリオや構想を考え、製品・サービスで課題解決できるメリットを伝えることです。そのためには営業は学び・勉強して、チームで教育・研修をすることが一番の近道ではないでしょうか?

このような背景から営業研修を検討している企業が増えているのです。では、営業研修のメリットも整理しておきましょう。

  • 外部講師の営業スキルやテクニックを習得できる
  • 営業のマインドセットにも役立つ(新しいマインドを身につける)
  • 営業チーム全体の標準化による営業力の底上げ

営業研修は今の時代、非常に重要なファクターになってきています。先輩の背中を見て育ったベテラン世代の古いやり方ではなく、若い世代だからこそ「ちゃんと教えるとちゃんと育つ」と言えるのです。

では営業研修を企画・準備していく上で、コスト面はどのようなケースが安いと言えて、どんな場合が費用は高いと言えるでしょうか? 営業研修の相場はよくわかりにくいですよね。そこで、わかりやすい営業研修の費用感をご説明いたします。

営業研修の費用 安いポイントは何なの?

営業研修の費用の高いケースと安いケースをご説明します。次のようなポイントが営業研修の費用が高い・安いの基準になります。

まず営業研修には半日コースから2回~3回コース、または半年や1年に及ぶ中・長期のコースもあり、研修パターンは様々です。従って、営業研修の費用総額はそれぞれの期間やプログラムによって変わってきます。

そして、営業研修には参加人数があります。営業が100人いて、一人あたりの研修単価が10,000円のケースであれば、10,000円×100名分=100万円になります。

しかし、研修費用合計100万の営業研修で「参加人数は何人でもOK。無制限です」というプランもあります。例えば、研修費用合計100万で参加人数が200名であれば、一人あたりの研修単価は5,000円になり、先ほどのケースよりも半額になります。いったん、まとめてみます。

【ケース1】一人あたりの研修単価が決まっているプログラム

  • 一人あたり10,000円であれば、@10,000円×100人分=100万円 
  • 一人あたりの研修単価は10,000円

【ケース2】研修費用合計が決まっており、参加人数は無制限でよいプログラム

  • 研修費用が100万であれば、100万÷200名分
  • 一人あたりの研修単価は5,000円

このように営業研修費用は「一人あたりの研修単価」が高い・安いのポイントになると言われています。上記のケース1で200名の営業がいれば、費用合計は200万になりますし、一人あたりの研修単価は10,000円ということです。

上記のケース2は、費用合計は100万と決まっていて参加は無制限です。200名参加で一人あたりの研修単価は5,000円になり、一人あたりの研修単価は下がります。つまり、数多く参加した方が安くなるということです。

リモート参加ができるようになったため、営業だけでなく営業支援やプレ営業をする技術メンバーにも参加いただき、教育コストを下げるという組織も増えてきました。様々な営業研修プログラムがありますので、一概には言えませんが、「一人あたりの研修費用」がコスト判断に基準になるポイントは覚えておきましょう。

営業研修おすすめのプログラム

それでは営業研修のおすすめのプログラムをご紹介します。弊社ラシックマーケティング社の営業研修をご紹介いたします。まず、研修ポリシーからご説明しましょう。

  • 「教育はやり方を変えるためにある」
  • 「明日から実践できる!と思ってもらえるノウハウとテクニックを提供する」

営業研修の講師が営業経験に乏しく、学術的な内容が中心のプログラムがあります。これはこれで勉強になるかもしれませんが、営業現場ですぐに実践できるものではないかもしれません。

当社の営業研修は営業現場、マネージャー、事業部長を経験したメンバーがノウハウと実践的なスキルを提供します。そして、そのノウハウやスキルは勘やセンスではなく、言語化されたものでなければ、営業ノウハウとは言えません。言語化されたノウハウこそが学ぶことができ、営業がスキルアップできると当社では考えております。

それでは言語化され実践的なノウハウが詰まったおすすめの営業研修プログラムをご紹介いたします。

聴ける営業になろう!営業研修

最近の営業は顧客の声を聴けていません。リモート商談が多い背景もありますが、営業の「ここまででご質問はありませんか?」に対し、顧客の「大丈夫です・・」を繰り返しており、顧客のテリトリーに踏み込んで聴けていません。本研修では営業が聴きやすくするための環境づくりと、聴くテクニックをご説明し、聴ける営業を目指します。

※半日3時間程度、研修費用は50万、参加人数は無制限。

MEDDPICCを実践する営業研修

企業の意思決定プロセスが複雑化している中、聴くべき項目が複雑化しています。今やBANTだけでは聴く項目が足らなくなっており、その進化系がMEDDPICCと言われています。大型案件に向いているMEDDPICCの手法を営業現場で実践しマネジメントする方法をご紹介いたします。

※半日3時間程度、研修費用は50万、参加人数は無制限。

初回訪問のやり方・営業資料の作り方 営業研修

情報収集力がある見込み顧客は、営業の初回訪問(初回のリモート商談含む)に期待しています。そこで、営業は期待に応える初回訪問の説明と営業資料を準備しなければなりません。しかし、毎回資料を作るのも非効率的です。本研修では初回訪問のやり方と、効率的に使える・伝わる営業資料の作り方をご紹介いたします。

※半日3時間を2回開催し、実際に営業資料をみなさんで作り直します。研修費用と参加人数は要相談。

クロージング研修 クロージングできる研修になろう!

目新しいモノも減ってきて、決裁プロセスも複雑化してきている中、営業が即決するためのクロージングはほとんどありません。しかし、受注時だけでなく、クレーム対応時にも営業は交渉が必要であり、各フェーズでクロージングをするケースがあります。本研修では営業に求められる交渉術と、実際にクロージングするテクニックを習得できるようにします。

※半日3時間程度、研修費用は50万、参加人数は無制限。

実践的な営業テクニックやスキルが習得でき、マインドセットも可能なおすすめの営業研修プログラムをご紹介しました。★詳しくは下記ページをご覧ください。

営業研修でよくある質問

営業研修の商談時や研修中によくある質問と回答をご紹介いたします。

Q1 営業研修の内容や種類にはどんなものがありますか?

答え 営業のスキル向上から個人とチームの営業力強化を目的とし、業績向上に役立てる研修が一般的です。営業研修の内容と種類には、営業の準備・計画力向上、雑談力・コミュニケーション・関係構築力向上、聴く力をつけ、会話力の向上、提案力・プレゼン力をつける、交渉・クロージング力をつけるものがあります。

Q2 営業研修を大阪で開催できる会社はありますか?

答え はい、当社ラシックマーケティング社の営業研修は大阪でリアル開催ができます。当社代表が関西人ですので、大阪弁で実施することも可能です。

Q3 営業研修で面白いカリキュラムを提供してくれる会社はありますか?

答え はい、当社ラシックマーケティング社の研修はサイボウズ社のアンケート結果で9.6点(10点満点)と高評価と、面白い研修で過去研修の3指に入る内容と言われています。営業経験から実践的な内容で展開していく楽しい研修です。

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まとめ

「営業研修でスキルアップしよう!言語化されたノウハウを学ぶ」と題して、ご紹介してまいりました。営業力強化のために営業が勉強しない理由は「忙しいから」であり、営業チームが教育しない理由は「現場に任せているから」でした。これでは、お互いさまで勉強も教育もできませんね。

営業も技術・開発も管理部門もビジネスをしている以上、忙しいのはみんな一緒です。「勉強する時間を作る意識」を営業個人も営業チームも持つ必要があるのではないでしょうか。意識があれば、勉強はできます。けっして営業が勉強をしない生き物ではありません。

本記事でご紹介した営業が学び・研修をする理由やメリット、営業研修費用の安さのポイントを押さえ、御社に合うおすすめの営業研修プログラムを探してみてください。

クロージング 研修をはじめ、ラシックマーケティング株式会社は言語化されたノウハウを学べ、
スキルアップできる営業研修をご提供しています。技術メンバーだけでなく、営業組織で学ぶ時間を作り、営業スキル習得とマインドセットをしてみましょう!

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リモート時代の今、話すことに注力して、聴けていない営業が増えています。
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