営業教育

営業に向いている人、営業に向いていない人の違いを知ってみよう

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営業に向いている人っていますよね。逆に残念ながら営業に向いていない人もいます。その違いはどんなところなのでしょう?本記事は今、営業をやっている人、これから営業をやってみようかなと思っている人に読んでもらいたいです。もう一度、自分自身の仕事を振り返りたい時、これから自分に合った仕事を探したい時、配属先が変わる時、部署を変えてもらう時、決まる前などに役立ててください。日々マネジメントで苦労されているマネージャーの人もぜひ!見てください。営業に向いている人、営業に向いていない人の違いを知ってみましょう!

営業に向いている人【診断OK!これからも続けよう編】

営業に向いている人ってどんな人なのでしょう?営業に向いている人を定義するとすれば「いつも楽しそうで、安定して売れている人。顧客にも好かれている」という感じでしょうか?営業は製品・サービスの分野に応じたスキルや経験がなければ売れません。営業として日々、努力と工夫を重ねながら活動を続けるだけなく、営業の運も必要です。しかし、本記事では‘人としての性格や観念’の本質的な部分の「営業に向いている人」について触れていきたいと思います。この5つの項目に当てはまっているあなたは、営業に向いています^^

【営業に向いている人】

1. 人当たりがよくてコミュニケーションができる人
2. 気が利く人
3. ゴールを設定し、物事を前進させられる人
4. 悪い部分に自分で気づき、良い方へ改善できる人
5. 人に迷惑をかけない人

一般的な本に書いているような営業に向いている人とは少し違うイメージかもしれません。しかし30年以上、営業をやってきた私が営業に向いている人を5つあげるとすれば、自信をもってコレです!人当たりがよくてコミュニケーションができる人というのは、顧客や社員に好かれていて、しっかり自分の言葉で話せ、顧客とやり取りができます。気が利く人は様々な配慮ができますのでチームに気を配り、顧客の話を聞けます。

営業は新規活動のゴールから受注数のゴールまで様々なゴール設定がされます。そのゴールのために、何をやらなければならないか?を自分でゴール設定し、いろんなコトを前進させられる力が必要です。本記事では感情面は割愛しますが、売れたら大喜びし、競合負けして上司に怒られたら気持ちが大きく沈む人がいます。営業に向いている人は「ある程度、一定の感情」で前進していきます。人間なので喜んだり悲しんだりしますが、その上下変動が少ない人は営業に向いています。

また、営業を続けていると話し方ややり方など「直すべき部分」がたくさん出てきます。いつも誰かと同行しているわけでないので、先輩や上司に指摘される「直すべき部分」だけでは足りません。悪い部分に自分で気づき、良いやり方へ改善し続ける活動が大事です。

人に迷惑をかけない人というのは、顧客や社員に信頼される人です。営業は新規活動から受注し、顧客が製品・サービスを導入して課題解決を達成するまでが仕事です。提案や見積、契約や本稼働までに様々な作業があります。その作業を約束通りしっかり進められることが信頼につながります。

いかがでしたでしょうか?この5つの項目に当てはまっているあなたは、営業に向いています!診断はOKですので、これからも元気に楽しく営業を続けてください。では営業に向いているだけでなく、とにかく売れているトップセールスに向いている人の項目も紹介したいと思います。こんなトップセールスの営業が近くにいませんか?

営業に向いている人【トップセールスの特徴編】

1.とにかく結果にこだわり、結果を出し続ける人
2.野心が強く、地位や名誉よりもお金が欲しい人
3.すぐに行動する人。動きが効率的でムダがない人
4.声が大きく(影響力が高いという意味)で、どんどん社員を仲間に巻き込む人
5.学ぶ意識が高く、向上心の塊みたいな人

営業に向いている人を更に進化させた、トップセールスに向いている人はこのようなイメージです。こんな人が営業組織の中に少数ながらもいませんか?「トップセールスに向いている人」ではなく、「生まれ持ってトップセールスの素質がある人」と言えます。いろんな努力や工夫を重ねて、トップセールスになっているわけですが、営業に向いている人を超えた人なので、参考にする程度でよいかと思います。もちろん、トップセールスを目指したい営業はこの5つの項目をひとつずつ自分の中に取り入れてみてください。

では次に営業に向いていない人を紹介します。この5つの項目に該当している営業は、残念ながら少し自分と見つめなおす必要があります。

営業に向いていない人【いまの職業を見つめなおそう編】

1. 明るいだけの人
2. 気が利かない人
3. 言われた事はやるけど、自分から動けない人
4. 悪い部分に自分で気づかず、改善する活動が少ない人
5. 人に迷惑をかける人

明るい性格でよく話せるので売れそうな人がいます。明るくてよく話せるのはいいのですが「コミュニケーションができる」とは少し違います。なぜ顧客は困っているのか、どうすれば受注できるのかを考えない人に、明るくてよく話せるだけの人が当てはまるケースが多いと感じます。私の元部下でとにかく明るくてよく話せるけど、「買ってください」と言えない営業がいました。この営業は入社当時から期待されていましたが、全く売れませんでした。明るくてよく話せるから営業に向いているわけではないのです。

気が利かない人は、顧客や社内に配慮ができません。「顧客には次はこうしてあげたらいいかな」「事務処理を円滑に進めるために、この処理を早めにやっておこう」という大事なことに気がつきません。よって顧客や社内に迷惑をかけます。5.人に迷惑をかける人は、気が利かないこととも密接に関係してきます。「いい加減なところ」がある人なのでクレームをよく起こします。その場限りのトークで凌ぎ、「できると言っていたことができないじゃないか!」というクレームを受ける人は、営業に向いていない人の特徴でしょう。

「営業に向いている人」で前述しましたが、営業には様々なゴール設定がされます。そのゴール達成のためには、言われたことだけをやっていても到達はできません。たくさんやるべき作業がある営業の仕事で、言われたことはできるけど、自分からは動けない人は営業職には向いていないでしょう。

こちらも前述しましたが、自分の話し方ややり方など「直すべき部分」に気づかない人がいます。営業として毎日、様々な活動をしているのに、自分の改善点に気づかないのです。自分自身で気づく意識がないと改善はできません。悪い部分に自分で気づけず、改善活動が少ない人は、営業に向いていないですね。

営業に向いていない人も、コツコツと仕事を頑張っていると思います。しかし結果が出ていなければ、このような本質的な部分に問題があるのかもしれません。自分自身と向き合い、上司や先輩同僚とも相談してみましょう。それでも「営業に向いていないなあ・・」と判断できるのなら、違う仕事に変わってみることをおすすめします。企業にはたくさんの仕事があります。あなたに合う職種は必ずあるはずです!

営業に向いている人、営業に向いていない人と言われる違いをひと言でいうと?

営業に向いている人、営業に向いていない人の違いを知ってもらえましたか?一般的な記事には「好奇心旺盛」「マメな人」「記憶力がよい」「相手も目線で親しみやすい」「コミュニケーション能力が高い」など、‘普通のこと’が書かれています。これはこれで合っているのでしょうが、営業に向いているか、向いていないかはこんな簡単な特性だけでは判断できません。

もう一歩、踏み込んだ営業職の特性について触れてみましょう。これから営業をやってみようかなと思っている人、今一度、営業の仕事を振り返りたい人、マネージャーの人は、営業に向いている人、営業に向いていない人の違いを整理してみてください。

営業に向いている人、営業に向いていない人と言われる、その違いをひと言でいうことは難しいです。 ですがあえて、ひと言でいうならば「推進力の違い」でしょうか。 営業は「売ること」が仕事です。売るためには営業はマーケティングチームとも協力しながら、新規営業や新規開拓活動を自分でやらなければなりません。顧客に製品・サービスの良さを理解してもらうためのスキルや提案力が必要です。そして顧客に納得してもらいクロージングします。受注までだけでなく、受注後も顧客との関係構築をしながら、良い状態を保たなければなりません。製品・サービスを顧客に活用してもらうの営業だけで完結しません。つまり技術メンバーや開発・サポートメンバーにも支援してもらう必要があるため、営業は顧客とずっと良い関係でいなければならないのです。そして顧客には課題解決のために製品・サービスを使ってもらい、顧客との取引はずっと続きます。

顧客とこのような状態にするためには、営業の推進力は欠かせません。推進力のある営業が向いていて、推進力がない営業は向いていない、ひと言でいうとこの違いですね。

でも営業に向いている人も、向いていない人も、営業の仕事が好きかどうかは大事な要素です。顧客と毎日接することができて、会社に一番重要な「売る」という目的を牽引できる仕事です。元気に楽しく営業ができていて、営業職が好きだ!という気持ちも、とても大切なのです。

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